life memo

エシカルな生活に興味を持ちながらゆるやかなエイジングと体調管理

薬膳に出会って逆流性食道炎の根本の原因を知る

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薬膳

逆流性食道炎の回復には薬膳が一番大きかったです。なんで私が「逆流性食道炎」になったか説明がつくし、なんで6月に発症し、9月と3月に再発したのかも説明できます。西洋医学だと「原因不明」とか「ストレス」に行きがちで、何となく結局はっきりしないままのことが多いですが、中医学の説明で全てには原因がある、と腑に落ちました。

 

薬膳との出会い

薬膳に出会ったのは2018年。逆流性食道炎が発症してから4年後でした。ある程度普通に食べられるまでに回復していたけど、やっぱりたまに不調の日があり、揺らいでいた頃でした。

2017年の梅雨のある日、知り合いが「今日はなんだかとても気持ちが悪い」と。数日後「あれは梅雨だからだったみたい」とのこと。その人が薬膳教室に通っていて教わったのが、

「四季は4つだけど、梅雨も入れてほんとは5つ。それぞれに対策しないとダメ。」

だそう。その時はまだ「フーン」という感じでした。

ちらっと薬膳について調べてみたけど、まだ特に何か掴んだというわけでもなかった。ただ私も「最初の吐き気は6月の梅雨だったなー」とぼんやり思っていました。

2018年1月から新しいピラティスに通い始めた時、先生が薬膳も勉強している方で、季節にあった体の部分をメインに動かすという面白いレッスンでした。例えば8月は足。理由は忘れましたが足を上げて養生するということ。レッスンの時にはこういう季節だから何を食べたらいい、ということも合わせて教えてくれて、薬膳に興味を持ち始めました。

「薬膳は何かありそう」と、もうちょっと自分なりに調べて行き着いた薬膳教室の体験授業を申し込みました。なんとなく私は梅雨が苦手そうだからその前に、とも思って4月に行ってみました。

もう授業は衝撃。目から鱗。でした。

例えば、、、

 「気滞」と「気虚」があって、「気滞」は気が滞っているので、体を動かして気を動かすと良い。「気虚」はエネルギーが小さい(ない)状態なので、寝てエネルギーを蓄えると良い。疲れているけどどっちの状態にあるか分からないで違った対処をしてしまうと、さらにひどくなる。

と。


この考え方にうっすら光が見えました!
おお!と!

中医学は「中庸が良い」という考え方で、バランスを取ろうとするもの。陰陽、男女、など相対するものが崩れた時に、不調が出るというもの。

私の場合は下に下げる(食べ物を消化するには、口→食道→胃→十二指腸〜となるけど、胃のあたりでうまく下に下がらない。なぜなら下げる「力」が弱い。または暖かい季節は気分が上がるように、上に上がってくる。など)ことがうまくできなかったようです。

食物には温める(温)、冷やす(冷)、どちらでもない(平)があります。夏野菜は体を冷やすもの(きゅうり、ナス、)が多く、冬は温めるもの(ごぼう、しょうが、、、)が多くなります。気候により体調も変わるので、食べ物でバランスを取るために「何が足りないから、どういう食材を摂取する」のが薬膳です。

 

薬膳で知った私の体質は「脾」が弱い

薬膳教室に通って3ヶ月、分かったことは私は「脾気虚」タイプ。先生に言われました。

「脾気虚」タイプの特徴
・美容カプセルや、MRIみたいな閉じ込められるのが苦手。
・マツエクで目を閉じたままにしなくてはならないのが苦手。
・飛行機などの閉鎖的空間にいると動悸息切れがするらしいです。

ちょっと共感できる!

カプセルホテルは多分ムリだなーと思ってました。親から「小さい時も地下鉄が嫌だと言ってたよ」と聞いたことがあります。小さい頃バス酔いとかしてたので、その頃かな。でも中学生くらいから大丈夫になった。首都高のトンネルで渋滞とか、寒かろうが暑かろうが窓をあけたくなることはある。満員電車が苦手。新幹線は大丈夫だけどあまり穏やかではない。4年前の逆流性食道炎になってから、その後いろいろ出てきました。パニック障害の症状に似てるけど、体質だったのか。小さい頃も似た症状があったのだから治すことはできるかも。体質(体)と心が繋がっているのですね。


6月に発症して9月と3月に再発した理由

「脾」が弱い体質を振り返って検証してみます。
まさに梅雨が大敵で、梅雨真っ最中の6月に最初の症状が出ました。

7月と8月は高気圧シーズンなので体調よし。症状は出ていませんでした。

その後の台風シーズンの9月に再発。というかひどくなりました。

その後一旦良くなった気がしたけど3月に再発。この理由は低気圧ではなく、気候が暖かくなってくる→気分が上向きになる→下がらなくてはいけないはずの消化が下がらずに滞る。→胃に消化できないものが残る→胃もたれや、胃酸が出続ける→逆流性食道炎に。

ざっくり説明するとそんな感じです。

人間は自然の一部と感じざるを得ません。うまく対処していくのが快適に暮らす秘訣ですね。

 

薬膳を学ぶには

薬膳は古代中国から伝わる食養生の一つで、食材の持つ自然の力を利用して健康を保つ方法です。薬膳の勉強は、季節や体調に合わせた食事の取り方や、特定の症状に効果的なレシピを学ぶことができます。また、食材の選び方や調理方法だけでなく、東洋医学の基礎知識も身につけられるのです。健康や美容に関心がある方、自然療法に興味がある方には特におすすめです。自分自身や家族の健康を守るための知識を増やしてみませんか?