life memo

エシカルな生活に興味を持ちながらゆるやかなエイジングと体調管理

食についての本・映画

和食の奥深さに触れる機会が増え、ますます興味を持ってきたので本を読みまくってます。器といい、食材といい、料理といい、演出といい。季節を考え、地域を考え、文化を考え、こんなに食べる人のことを思う食は和食以外にあるだろうか、と思うほど感動する最近です。

おいしいとはどういうことか

すばらしい和食の本でした。京都で「草喰なかひがし」というお店をやっている方の著書。食べた瞬間、体が喜ぶ、という体験は何度かしているけど、それについて深掘りされていました。作る側から食について思うことをつらつら書かれていて、すらすら読めました。お話が上手なんだろうなぁ。仕事柄、美味しいものを食べる機会が多いのだけど、その時の旬の食材を上手に料理されたもので、決して美食ではなく、丁寧なお仕事をされていてよく感動している。その時のことを思い出すような「おいしい」について書かれています。

https://www.soujiki-nakahigashi.co.jp/

京都にある美山荘はお兄さんが宿主のようです。いつか行きたい宿なのだけど、気づいたら宿泊料金が倍以上になっていた!

https://miyamasou.jp/

和食という文化

滋賀県ミホミュージアム館長の熊倉功夫氏が書いたNHKテキスト。先日国立博物館でやってた「和食」展を見に行った直後に購入したこともあり、タイムリーでした。

内容はこちら。

第一回 自然の尊重 ~ユネスコ無形文化遺産になった和食
第二回 行事食と郷土食
第三回 和食の誕生
第四回 本膳と懐石
第五回 和食の完成
第六回 和の味わい
第七回 箸・器・膳
第八回 おもてなしの技と心
第九回 マナーとしきたり
第十回 菓子・茶・酒
第十一回 家族と食卓
第十二回 体と心によい食事
第十三回 和食の今、そして未来

 

https://amzn.to/3wV4wsJ

https://www.nhk-book.co.jp/detail/000069110112019.html

 

一汁一菜でよいという提案

言わずと知れた土井先生の本。いくつかある中で、一番最初に読んだ本でした。読んでて何度も泣きそうに。なんて優しい土井先生。

 

土を喰らう十二ヵ月

この頃は土井先生にハマってて、この映画の料理の監修をされたとのことで見に行きました。

料理をするシーンを見てるだけで楽しくて。そういえば、ほうれん草は根っこのピンクの部分も食べてたよなぁ。洗うのが面倒でいつも切り落としてしまっていた。季節ごとの食材を美味しく食べる方法を知っているって、一番豊かな気がする。

https://tsuchiwokurau12.jp/